14の時制
14も時制があるのか!英語では7つ。日本語の場合、現在形で書いてても過去だったりするなどはっきりした時制の概念がないことを考えればあるだけわかりやすいともいう。感覚的には日本語に近い部分もあったりするしそうでなかったりもする。
- 直接法現在(現在進行)
- 直接法複合過去
- 直接法半過去
- 直接法大過去
- 直接法単純過去
- 直接法前過去
- 直接法単純未来
- 直接法前未来
- 条件法現在
- 条件法過去
- 接続法現在
- 接続法過去
- 接続法半過去
- 接続法大過去
もちろんだがこれらは主語で形が変わるので、ひとつの動詞につき活用は14*6(il/elleとils/ellesは同じ)、84個である。この時点で心が挫けそうである。
条件法
直接法は通常使用のものなのでとりあえず置いといて、条件法は簡単に言ってしまえば願望を表す文や婉曲的な表現に使われます。現在と過去しかありません。
例)
La grève continuerais encore quelques jours. ストはもう数日続くものと思われます
Si j'avais le temps, je viendrais vous voir. 時間があればお尋ねするんですが(実際は行けないと思われる場合)
J'aurais dû lui dire ça. 彼にそれを伝えておければよかったんだが(条件法過去)
接続法
接続法はもう少しわかりやすく、意思・願望・おそれ・疑惑・命令・義務・判断・可能性・重要性・感情・疑惑の動詞+qu/queの後に続く句で使用します。しかもその句の中身は「実際起こりうるかどうかは別として今のところ話者の頭のなかにだけ存在する出来事」とのこと。おう、なるほどね!
例)
Je ne pense pas qu'elle vienne ici. 彼女がここに来るとは思えません。(接続法現在)
Je cherche un ami qui parte en voyage avec moi. 旅行に一緒に行ってくれる友達を探しています(接続法現在)
Je suis content qu'il soit venu. 彼が来てくれて嬉しい(接続法過去)
ま、というわけであとは1つずつ見ていくことにする。長くなったので次回へ~