もがいてる

俺たちいつまでも歳を取るのを楽しみにしてようなって話してる

紅粉 - 1

ちょっと農村の一夜が難しすぎるので、話を知っている紅白粉に切り替えます…
やはり全く知らないところからいきなりというのは辛かったか…

原文

五月的一个早晨,从营队里开来的一辆越野卡车停在翠云坊的巷口,浓妆艳抹的妓女们陆续走出来,爬上卡车的后车厢去。旁观的人包括在巷口摆烧饼摊的,卖香烟和卖白兰花的几个小贩。除此之外,有一个班的年轻士兵荷枪站在巷子两側,他们像树一样保持直立的姿态。

pinyin

Wǔyuè de yīgè zǎochen, (五月的一个早晨)
cóng yíng duì lǐ kāi lái de yīliàng yuèyě kǎchē(从营队里开来的一辆越野卡车)
tíng zài cuìyúnfang de xiàngkǒu, (停在翠云坊的巷口)
nóngzhuāngyànmǒ de jìnǚmen lùxù zǒu chūlái,(浓妆艳抹的妓女们陆续走出来)
pá shàng kǎchē de hòu chēxiāng qù. (爬上卡车的后车厢去)
Pángguān de rén bāokuò zài xiàngkǒu bǎi shāobǐng tān de, (旁观的人包括在巷口摆烧饼摊的)
mài xiāngyān hé (卖香烟和)
mài bái lánhuā de jǐ gè xiǎofàn(卖白兰花的几个小贩).
Chúcǐzhīwài, (除此之外)
yǒu yīgè bān de niánqīng shìbīng hè qiāng zhàn zài xiàngzi liǎng cè, (有一个班的年轻士兵荷枪站在巷子两側)
tāmen xiàng shù yīyàng bǎochí zhílì de zītài.(他们像树一样保持直立的姿态)

試しに入れてみたが…ルビ振るとうるさいし微妙ですね。

試訳

五月のある早朝、兵営地からやってきたオフロードのトラックが一台、翠云坊ツイユンファンの路地に停まった。ごてごてと厚化粧をした遊女たちが続々と出て来て、後ろからトラックに這い登っていった。これを見ていたのは、路地で焼餅を売っているもの、たばこ売り、それから白蘭の売り子だけである。彼らを除けばそこにいたのは、銃を携えた若い兵士の一団だけだった。彼らは路地の両側に立ち、樹木のように直立不動の姿勢をとっていたのだった。

フランス語文法 - どどーんと直接法編

直接法現在

~する・~している。現在ですでに始まっていて終わっていない事象に対して使う。もちろん不変の事実も今現在存在しているため、現在形。確実な未来を指す場合も現在形でいいそうです。基本的に会話とかだと現在形で事足りる気がする(が、活用があるので注意)

il pleut.: 雨が降っている/雨が降ってきた/雨は降り続いている。
Vous ne venez pas ici.:きっと君は来ない(こないことが確実な場合)

être, avoirの不規則活用は覚えておいたほうがよい。あとはaimer(第一群規則動詞)とかfinir(第二群規則動詞)とかあるけど、主な活用の種類で73あるので…owf...

êtreの現在形
  • je suis
  • tu es
  • il est
  • nous sommes
  • vous êtes
  • ils sont
avoirの現在形
  • j'ai
  • tu as
  • il a
  • nous avons
  • vous avez
  • ils ont

etreの三人称複数形はイルソン、avoirの三人称複数形はイルゾン。似てるので間違えそうになる。

直接法複合過去

過去のある時点で完了した行為・事象。
基本的にはavoirの現在+過去分詞、またはetreの現在+過去分詞で表す。
どっちを使うかは動詞によるので、覚えないといけない。
過去分詞は基本的に-erの語尾の動詞は-é, -irの語尾の動詞は-iでrが取れるだけです。一部不規則変化をするのもあります。avoirとかetreとかな!

J'ai acheté un livre.:私は本を買った。
Il n'est pas encore arrivée.:彼はまだ来ていない。
否定で、しかも状態を表す動詞の場合は若干扱いが難しくて、まだ来ていないというのは現在の事なのに複合過去を使う。うーん。こういうのにきっちりとした説明がほしいんだよな。

直接法半過去

簡単に言ってしまえば過去進行形。現在では既に終わっているが、過去のある時点では継続している状態だったら半過去を使う。
どの活用形でも語尾は同じで、-ais, -ais, -ait, -ions, -iez, -aient。但し語幹は異なるので覚えないとだめです。
小説だとこれはすごく多い気がするなぁ。

Il était semblable à un conquérant...:彼はまるで征服者であった(夜間飛行より)

etreの半過去
  • j'étais
  • tu étais
  • il était
  • nous étions
  • vous étiez
  • ils étaient
avoirの半過去
  • j'avais
  • tu avais
  • il avait
  • nous avions
  • vous aviez
  • ils avaient

わりと見たら分かる感じ。

直接法大過去

過去のある時点を基準とした時に、既に終わっている行為や状態。過去完了形ですね。
avoir/etreの半過去+過去分詞であらわされるので、そんなに難しくないは、ず…。etreとavoirは大事ですね!

Le train était parti quand je suis arrivé à la gare.:私が駅についた時、電車は発車してしまっていた。

直接法単純過去

過去に完了した行為・事象。あれ?複合過去とか大過去じゃね?と思うが、用法としては半過去が近いようだ。半過去の場合、期間がはっきりしていない(しかし現在では既に終わっている)ものに対して使うが、単純過去は期間がはっきりとわかっている場合のみに使う、らしい。書き言葉でしか使わないが、小説などだと出てくる可能性が高い。難しい。

基本的に3つの型があり、

  • a型:-erが語尾の動詞:-ai, -as, -a, -âmes, -âtes, -èrent
  • i型:第二群規則動詞、プラスアルファ:-is, -is, -it, -îmes, -îtes, -irent
  • u型:etre, avoir, recevoir, courir,などなど:-us, -us, -ut, -ûmes, -ûtes, -urent

ハットがついてると単純過去!と言う覚え方でいいみたい

Napoleon Bonaparte naquit en Corse en 1769.:ナポレオン・ボナパルトは1769年コルシカに生まれた。
Quand mon père était petit, la première guerre mondiale éclata.:父がまだ小さかった頃、第一次世界大戦が勃発した。


直接法前過去

単純過去の動作を行う直前に完了した動作・行為を表す。これも交互では使われない。
avoir/etreの単純過去+過去分詞。avoir,etreはほんと覚えないとだめだな!

Dès qu'elle eut lu la lettre, elle se mit à pleurer.:手紙を読み終えるやいなや、彼女は泣き出してしまった。
この場合luってのがlireの過去分詞形です。

直接法単純未来

近くない未来や予定とかをあらわす。近い予定でも不確定な場合は単純未来かな?
あと「~してくれますよね」っていう場合もこれを使う。"Would you ...?"に近いのかな

どの動詞でも語尾は-rai, -ras, -ra, -rons, -rez, -ront
ちょっとavoirににている。というかavoirの現在形活用にrがつくだけだな。区別のためかavoirの変形はえぐい。


j'aurai, tu auras, il aura, nous aurons, vous aurez, ils auront
ちょっとまてww

etreも若干エグい。
je serai, tu seras, il sera, nous serons, vous serez, ils seront
でもまだ気持ちはわかる。


J'aurai vingt ans le mois pochain.:私は来月二十歳になります。
Vous m'appellerz demain matin.:明朝お電話ください。

直接法前未来

前なんだか先なんだかはっきりせぇ!という名称だが、未来のある時点を基準とした時に既に終わっているはずの行為や状態を表すときに使う。
avoir/etreの単純未来+過去分詞形

Je serai rentré avant dix-neuf heures.:七時までには帰宅していると思います。

フランス語文法 - 動詞の活用

14の時制

14も時制があるのか!英語では7つ。日本語の場合、現在形で書いてても過去だったりするなどはっきりした時制の概念がないことを考えればあるだけわかりやすいともいう。感覚的には日本語に近い部分もあったりするしそうでなかったりもする。

  • 直接法現在(現在進行)
  • 直接法複合過去
  • 直接法半過去
  • 直接法大過去
  • 直接法単純過去
  • 直接法前過去
  • 直接法単純未来
  • 直接法前未来
  • 条件法現在
  • 条件法過去
  • 接続法現在
  • 接続法過去
  • 接続法半過去
  • 接続法大過去

もちろんだがこれらは主語で形が変わるので、ひとつの動詞につき活用は14*6(il/elleとils/ellesは同じ)、84個である。この時点で心が挫けそうである。

条件法

直接法は通常使用のものなのでとりあえず置いといて、条件法は簡単に言ってしまえば願望を表す文や婉曲的な表現に使われます。現在と過去しかありません。

例)

La grève continuerais encore quelques jours. ストはもう数日続くものと思われます
Si j'avais le temps, je viendrais vous voir. 時間があればお尋ねするんですが(実際は行けないと思われる場合)
J'aurais dû lui dire ça. 彼にそれを伝えておければよかったんだが(条件法過去)


接続法

接続法はもう少しわかりやすく、意思・願望・おそれ・疑惑・命令・義務・判断・可能性・重要性・感情・疑惑の動詞+qu/queの後に続く句で使用します。しかもその句の中身は「実際起こりうるかどうかは別として今のところ話者の頭のなかにだけ存在する出来事」とのこと。おう、なるほどね!

例)

Je ne pense pas qu'elle vienne ici. 彼女がここに来るとは思えません。(接続法現在)
Je cherche un ami qui parte en voyage avec moi. 旅行に一緒に行ってくれる友達を探しています(接続法現在)
Je suis content qu'il soit venu. 彼が来てくれて嬉しい(接続法過去)

ま、というわけであとは1つずつ見ていくことにする。長くなったので次回へ~

冠詞について

フランス語には定冠詞、不定冠詞、部分冠詞があるがその使い分けについて。

ものすごくざっくり言うと

ほとんどの場合は定冠詞を使用する。

  • 一般的な事象
  • 抽象的な事象
  • いちいち指摘する程でもなく当然あるべきもの・こと

この定冠詞を使うものの中から、特に「これだ」「この種類だ」と言いたい場合に、不定冠詞を使用する。つまりフランス語の不定冠詞はone of the~とかthe other oneとかなんだね。


例)

Alors que le train quittait la gare, la pluie se mit a tomber, une pluie a moitie gelee.
駅から電車が出発したところで、雨が降り始めた。氷雨であった。(よみとく文法より)


分解すると

  • le train:電車
  • la gare:駅
  • la pluie:雨
  • une pluire a moitie gelee:半分凍った雨

雨はふつう数えられない名詞だが、一口に「雨」といった場合は自然現象なのでla pluie、雨の種類を詳しく説明するとune pluire a moitie geleeとなる!

なるほどー

夜間飛行より

夜間飛行は不定冠詞が多いのだが、今日の文だと

Mais le radio pensait que des orages s'etaient installes quelque part, comme des vers s'installent dans un fruit.
しかし無線技師は雷雨はどこかに潜んでいると思った。果実の中に潜んでいる虫のように、どこかにいるはずだ。

  • le radio:無線技師
  • des orages:雷雨
  • des vers:虫
  • un fruit:果実

定冠詞は無線技師だけだが、彼はその前から出ているので定冠詞でも特に違和感はない。
雷雨が不定冠詞なのは、雨の種類にあたるからかな?
虫と果実が不定冠詞なのはcomme(~のように)で導かれている句だからだろうか。


うん。むずかしいね!

中級フランス語 よみとく文法

中級フランス語 よみとく文法

農村の一夜 - 4

原文


 "这就是白洋淀,"痩子自言自语地説,低下头从泥层中挖出一枚白色的河蛎壳,"你看看这个,从前这块水坡是埋在水里的,明白吗? 我父亲説从前白洋淀只見水不見土。"

試訳

「ここは絶対白洋淀だ」痩子はぶつぶつとひとりごちた。そして体を折り、泥の層の中から一枚の河牡蠣の白い殻を掘り出してくる。「ほら、これを見たらわかるけど、以前このあたりは水際か堤防で、この村は多分水の中にあったんだろうね。父さんが言ってたけど、白洋淀はただ水があるだけで、土が見えたことなんて全然なかったって」

夜間飛行 -4

原文


La radio passa un papier au pilote :
《Il y a tant d'orages que les décharges remplissent mes écouteurs. Coucherez-vous à San Julian ? 》
Febien sourit : le ciel était calme comme un aquariumm et toutes les escales, devant eux, leur signalaient : 《 Ciel pur, vent nul. 》
Il repondit :
《 Continuerons. 》

試訳

技師はパイロットにメモを渡した。
「受信機にえらく雑音が入るので、雷雨が来ます。サン・ジュリアンで一泊しませんか」
フェビアンは微笑んだ。空は静かで、水槽の中のようだ。それに彼らの眼前にある中継空港は「快晴、無風」と伝えている。彼は答えた。
「続航する」

ノート

  • tant:so much/so many
  • orages:雷雨 


Il y a de l'orage dans l'air.
険悪な雰囲気だ、ひと波乱ありそうだ

  • decharge:ここでは前にlesがあるので名詞。放電。射撃。免除
  • remplissent:remplir 満たす。かきこむ、はたす
  • ecouteurs:前にmes(私の)があるので、名詞。受話器、イヤホン。ここでだと無線受信機かな
  • choucherez: choucher:寝る、泊まる。疑問形なので前に出てる
  • sourit:sourire ほほえむ にっこりする 小馬鹿にする
  • ciel:空、空模様

ちなみに有名なL'arc en cielは虹と言う意味ですが、直訳すると「空にかかる弧」です

  • devant: before, in front of
  • signalaient:signaler 知らせる、指摘する。se signalerで注目する
  • vent:風